経済交流懇話会 荒木隆夫 
内藤敏子  日本チター協会 会長

第6回講演 「美しい音って どんな音」
内藤様は、ドイツのミュンヘン、ローテンブルグ、アウグスブルグでの国際チターセミナー、学会等でご活躍され、国内においては秋篠宮妃紀子殿下のチターの先生をしておられます。

武蔵野音楽大学弦学科を卒業。

中野千代、林竜作、篠崎弘嗣各氏にバイオリンを師事。
17歳の時、来日中のソ連のバイオリニスト E.ベスロードニー氏に認められ、モスクワへの留学を勧められる。武蔵野音楽大学を卒業し、スイスへ留学。そこでチターとバイオリンの協演がきっかけとなり、チターの魅力にひきこまれバイオリンでの演奏活動と共に、スイス・チューリッヒ市で10年間チター界の実力者で名声の高い J.コーザ女史のもとでチターの勉強に取り組む。又、映画「第三の男」で有名なチター奏者アントン・カラス、そして今世紀を代表するドイツのチター奏者ルーディ・クナーブル氏からもレッスンを受ける。

東ドイツの作曲家 E.ロメール氏から新しい作品「ロマンス」の初演依頼を受けチューリッヒ市のコンセルバトワール・ホールで演奏。
新聞等の音楽批評で「内藤敏子氏の深みのある音色の美しさは世界最高のもの」等と高い評価を受ける。又、ベルリン市での国際チターフェストで演奏し絶賛。新聞、専門誌等に大きく取り上げられる。ドイツのミュンヘン、ローテンブルグ、アウグスブルグ等での国際チターセミナーや学会等で演奏や講演等、国内外で活躍している。

帰国後は、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団をはじめとするオーケストラとの協演も数多く、「題名のない音楽会」、「名曲アルバム」、「NHK−FM 芸術祭参加番組」等のテレビ、ラジオの出演他、外国でのテレビ・ラジオ番組の出演も数多い。又ソロコンサート、LP、CD、制作等幅広い活動をしている。

人生の中で大きな事故や病気を経験し死線を何回かさまよった。又、多くの苦労を伴う経験の中から得た独自の哲学を持つようになる。芸術や文化は、思いやりのあるやさしさと厳しさが土台である事、芸術や文化が人間の生涯のエネルギーの源になるという信念をもっている。音が人間に与える影響を大切に考え、チターの美しい音色で患者さんと共に生きている尊さを分かち合い、病院内での演奏活動も積極的に行なっている。

多くの人々からの信頼と、公演を聴いた人々の感動は日本全国に及んでいる。
日本での随一のチターアカデミーの責任者としてチター演奏家、教育者等の育成にも力を注いでいる。秋篠宮妃紀子殿下のチターの先生としても知られている。



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